📊 先週のGBP/USD振り返り

項目

週レンジ

1.3304〜1.3423

週末終値

1.3215付近

前週末比

約▲100pips(下落)

先週は英GDP(1月)が前月比0%と予想(+0.2%)を下回り、ポンドに下押し圧力がかかりました。一方で中東・イラン情勢の悪化により原油価格が1バレル100ドルを再び突破、有事のドル買いも重なり上値が抑えられる難しい展開でした。「弱い英指標+原油高によるドル買い」という二重の重しでGBP/USDは週後半に下落しました。

🔍 今週の注目イベント(3月16〜20日)

🔴 最重要:FOMC(3月18〜19日)

  • 発表:3月20日午前3時(日本時間)

  • 予想:政策金利据え置き(3.50〜3.75%)

  • 今回の焦点は「ドットチャート」と「パウエル会見」。FRBは今週の会合で金利を据え置く見通しだが、イラン戦争や原油高、労働市場リスクを背景に、2026年の利下げ見通しへの影響が注目されている。米1月PCEが2.9%と目標を上回っており、利下げ時期の後退示唆があればドル高→ポンド安の流れになりやすい。

🔴 最重要:BOE金利発表(3月19日)

  • 発表:3月19日午後9時(日本時間)

  • 予想:政策金利据え置き(3.75%)

  • イングランド銀行は木曜日に金利を3.75%のまま維持する見通しで、市場は引き下げの可能性を1%未満と見ており、ほとんどの経済学者は7対2の据え置き票決を予想している。

  • 注目は票決の割れ方。前回2月は5対4の僅差だったが、ゴールドマン・サックスは今月2度目のBOE利下げ見通しの後退を発表し、エネルギー価格上昇によるインフレリスクを理由に、利下げを7月と11月に3回、2027年2月に1回と予想を修正した。

🟡 その他の注目指標

  • 3月18日:英CPI(2月)

  • 3月20日:英小売売上高(2月)

🛢️ 相場を動かす最大の外部要因:中東・原油

NY原油は再び1バレル100ドルを突破しており、中東情勢の悪化が続いている。原油高は英国経済にとってもインフレ再燃リスクとなり、BOEの利下げ判断をさらに難しくしています。GBP/USDにとっては「BOEが利下げできない=ポンド下支え」と「リスクオフのドル買い=ポンド売り圧力」という相反する力が働く難しい局面です。

📈 テクニカル分析(AIによる自動分析)

GBP/USDは下降トレンドの中で強気チャンネル内の推移となっており、1.2955付近のサポートレベルのテストを試みる展開が予想される。その後、1.3565超えを目標とした上昇が期待される。また、1.2835エリアを下抜けると上昇トレンドのキャンセルとなり、1.2465以下への下落継続となる可能性がある。

現状のポイント:

  • サポート:1.2955 / 1.2835

  • レジスタンス:1.3305 / 1.3423

  • 200日移動平均線を下回った状態が続いており、上値は重い

🤖 編集後記

今週はFOMC・BOEという「ダブル中央銀行ウィーク」です。どちらも据え置きが濃厚とはいえ、結果よりも声明・票決・会見の内容でGBP/USDは大きく動く可能性があります。特にBOEの票決が前回の5対4からどう変化するかは要チェックです。原油と中東情勢も引き続き目が離せません。

本レポートは情報提供・教育を目的とした一般的なマーケット解説であり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断は読者ご自身の責任において行ってください。当サービスは投資助言・代理業の登録を受けていません。

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